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by kuri9630
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ドラえもん…。

いわずと知れた国民的英雄(ヒーロー)、いや、世界のスーパースター。
22世紀からダメ人間のび太の面倒をみるためにやってきた子守用ネコ型ロボット。
ちなみに生まれは2112年9月3日、マツシバロボット工場である。

ドラえもんについて話しはじめると、三日三晩話し続けるので、
薀蓄はこれくらいにしておこう。


ところで、ドラえもんをはじめ未来の世界ではロボットの存在はどのように位置づけられているのか?
人権と同じようにロボットの権利はあるのだろうか?

今は、ロボットは人間の道具でしかないが、未来の世界では人間と同じように話し、考え、生活している。
『ターミネーター』という映画ではロボットが、人間に対して戦争を仕掛けるといった出来事まで起きている。

感情を持ったロボットに対してどのような扱いをするべきなのか?
できれば、人権を認めてあげたいものだ。

現在の法律に当てはめてみると、ドラえもんは今の日本以外の場所、
つまり「外国」からやってきた「外国人」という扱いになるだろう。

では、外国人の人権とはどんなものか?

日本国憲法では、外国人には入国の自由は認められていない。
誰でも入国されると困るからだ。
その他の一般的な人権は、憲法の国際主義ということから認められている。

ということで、ドラえもんには外国人としての人権は認められてもおかしくない。
だがしかし、のび太の机の引き出しからいきなり現れたドラえもんは、
入国に必要な手続をしていない(はず)。
ゆえに、ドラえもんは不法入国者、つまり違法行為を犯していることになる。
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これは、22世紀の法律との兼ね合いからとても難しい問題であろうが。


だがしかし、問題はもっと別のところにある。

それは、ドラえもん自身の扱いではなく、ドラえもんが未来から現在の世界にやってきていることである。

ドラえもんは、よくタイムマシンで大昔に行ったときなどに、
未来を変えるようなことはしてはいけないと、えらい剣幕でのび太に怒ることがある。

ドラえもんのいる22世紀には「航時法」という法律が存在する。
それは、時間を旅するときはその時代の歴史を変えるような事をしてはいけないというもの。
これによるとドラえもんは、20世紀にのび太を助けるためにやってきたのだから、立派な違法行為をしているといえる。
さらにいうと、22世紀から彼をのび太に送りつけたのび太の孫の孫であるセワシ君も共犯者となり得るわけだ。
もちろんドラミちゃんも同様と考えられる。

しかし、このとき問題となるのが22世紀のネコ型ロボットに刑事責任能力があるのかということ。
刑法は第39条および第41条において心神喪失者・刑事未成年者の不加罰および心神耗弱者の刑の減軽を定めている。
いずれも、法律で禁じられていることが犯行時にまともに理解できる状態・状況であったかどうかの問題である。
精神の状態により善悪の区別が付かないもしくは区別が付いたとしてもそれに従って行動できないことをいう。

ちなみに酒を飲んで泥酔している状況は善悪の区罰が付かないので不加罰になるかというと、そうではない。
酒を飲むということは本人の意思にゆだねられ、自らの意思で善悪の区別が付かない状況を招いたのであれば、責任能力なしとはいえない。これを「原因において自由な行為」もしくは「結果において不自由な行為」という。


少々脱線したが、22世紀のネコ型ロボットは法律の内容を理解できる人間と同じという扱いであれば、ドラえもんは処罰される。
もしも責任能力がないのであれば、ドラえもんは不可罰となり、責任能力のないものを利用したとして、セワシ君の間接正犯が考えられる。セワシ君に責任能力があるのかという議論はきりがないのでやめておこう。


法律を無視して傍若無人な振る舞いをしているセワシ君、おそるべし。


傍若無人といえば、パーマン。

奴らは一体誰の許可を得て、正義の味方として暴れまわっているのだろうか?

私の記憶が確かなら、パーマンは日本のどの組織にも所属していない。
バード星からきたバードマンの手によって勝手に地球の平和を守っている。

つまり、パーマンが地球を守るためとはいえ、やっていることは国の仕事ではないので、
悪者に対しての暴力などは、違法行為であると考えられる。
いくら悪者であろうと個人の人権は守らなければならず、国による措置にまかせるべきでであろう。
この場合パーマン1号から4号の殺人未遂もしくは傷害罪もしくは暴行罪などが考えられるが、
パーマン1号、3号はまだ子どもで、2号に関しては猿なので、ここでもまた刑事責任能力があるかどうかが争点となる。
4号に関しては、年齢不詳なので何ともいえない。

ちなみにバードマンはというと、彼はバード星からパーマンを見つけるためにやってきたが、
無理矢理パーマンを決めつけて、地球の平和を守れと命令し、挙げ句の果てには正体がばれたら動物にするといっている。
この行為は脅迫罪にはあたらないのか?

だがしかし、前にも書いたように、バードマンは知らない星から来た生物。
異星人と考えられる生物に刑事責任能力があるかどうかが争点となるであろう。



ていうか、これはアニメの世界なのだからあまり深く考えてはいけない。



以上、どうでもいい話でした。
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by kuri9630 | 2008-07-03 15:14 | DIARY?